抗がん剤治療にともなう副作用には、さまざまなものがあり、その症状も個人差があり千差万別です。
これらの副作用による大きな問題の一つとして、十分に食事を取れないことがあげられます。がん患者さんにとって、この問題は非常に深刻です。
十分な食事が取れないことは、栄養不足による体力の低下を引き起こしたり、気弱や不安の原因となり闘病意欲をも下げてしまったりします。
そこで「エルねっと」では、そういった副作用(口内炎、嘔気・嘔吐、嚥下困難、味覚障害)でお悩みの方々に、少しでもお役に立てればという思いで、副作用による症状別のレシピを紹介させていただきます。
ここで紹介しますレシピの工夫点やメモ、料理の作成にあたっては、日頃より抗がん剤治療による副作用でお悩みの患者さん方へ食事をご提供されていた、石長 孝二郎先生(元
四国がんセンター 栄養管理室 室長)にご協力いただき、その経験を元にご執筆いただきました。「食欲の無い患者さんに、少しでも食べる意欲を持っていただければ…」という思いがこめられています。
ここでのレシピや調理の工夫に関しては、表記の副作用がある患者さん全てにあてはまるものではありませんので、使用している調味料や食材も個々の患者さんの状態にあわせたアレンジや分量調節をおねがいします。
今後紹介していくレシピを少しでも参考にしていただき、食べる意欲を持つきっかけにしていただければ幸いです。つらいときに無理して食べるのではなく、食べられるものを少しでも食べるというスタンスでご活用下さい。決してがんばり過ぎず、つらい時は無理をせず、色々と試してみて下さい。
「エルねっと」では、みなさんの経験談や、レシピに関するご感想をお待ちしています。「こんな症状の時にこんなレシピが効果的だった」というオリジナルレシピもお教え下さい。下記の「ご意見・ご感想・オリジナルレシピはこちら」まで、是非みなさんのご意見をお聞かせ下さい。